ブログ
Webアクセス解析改善結果

WEBアクセス解析

2014.09.304905views

「たった2つの改修ポイント」で問い合わせを8.95倍に増加させた分析アプローチ手法 ~Googleアナリティクス×ユーザビリティテストによる定量×定性分析~

アクセス解析ユーザビリティテスト

ユーザビリティテストの手法についてこれまで紹介してきました。今回は実際の分析からサイト改善へ至った事例をご紹介します。

改善事例:旅行代理店Webサイト

旅行代理店の旅行商品販売サイトにおいて、Googleアナリティクスによるアクセス解析の定量分析と、ユーザビリティテストによる定性分析からユーザが大きく離脱していたボトルネックを特定し、ピンポイントで一部改修を実施した結果、旅行商品の問合せ率が8.95倍へ大幅に改善した具体的事例をご紹介します。

 

分析手順:アクセス解析 → ユーザビリティテスト

1.Googleアナリティクスのアクセス解析データにより、サイトの問題点の在りかを特定する(where)。

WS000000

2.当たりを付けたサイトの課題をユーザビリティテストにて、なぜその事象が発生したのかを深掘りする(why)。

WS000001

という流れで分析を行っていきます。

 

1.Googleアナリティクスの数値データによる定量分析によって問題の在りかを特定

Googleアナリティクスのデータ分析から、主に以下の大きな課題が分かりました。

◆データによる発見点1:目標完了プロセスにて、カート離脱率の大きなボトルネックを発見

Googleアナリティクスの機能の「コンバージョン」→「目標到達プロセス」を確認すると、お問合せ入力画面→お問合せ確認画面へ遷移する際の離脱率が90%という状況であり、大きく取りこぼしているポイントを発見しました。

この大きなボトルネックを改善することで大きく問合せ数を伸ばせることが可能と判断しました。

 

◆データによる発見点2:問合せに至るパターンの傾向を確認

問合せに至るパターンとして、検索キーワードの検索流入で個別の商品ページへ訪問した際にお問い合わせが発生している傾向を確認しました。

一方、トップページへ訪問した際は直帰率が高く、問い合わせにはなかなか至っていない可能性が高いことが推測されました。

 

2.ユーザー行動観察調査でわかったユーザー心理と操作性の課題

◆ユーザの声1:商品一覧画面の商品説明が、他の商品とどう違うのか分かりにくい。また、商品説明画像が小さく商品のイメージが湧かない

旅行パックの特徴・押しがわかりにくい。

写真が見たい・何が売りで何が食べれてどんなところにいけるかが見たい。

他の旅行プランと比較がしにくく、商品購入に至る決定打をユーザに訴求できていなかった。

 

◆ユーザの声2:商品ページの商品名、お問い合わせボタンが目立ちにくく、お問い合わせ画面へ到達しにくい状況であった。

いろいろな情報を伝えようとした結果、不必要な情報が多数記載されており「商品名」が埋もれている状態になっていました。また、お問い合わせボタンが小さく見逃してしまう状況でした。

 

◆ユーザの声3:お問い合わせ入力フォームに致命的な欠陥があった。

最も致命的な課題として、商品ページからお問合せ入力画面へ遷移する際に、商品名が次画面の入力フォームへ引き継がれていない仕様となっており、ユーザ自身で旅行商品名を入力しなければならず非常に大きなストレスかかっていた状況でした。

その他にも運用側の手間を楽にするために必要以上に入力項目をお問い合わせフォームに盛り込んでいる状況でした。

 

改善施策

抜本的なサイト導線の改善も必要でしたが、早急に改善すべき、かつ、軽微な修正で大きく改善できると判断した箇所に対して2つの改善を実施しました。

 

改善施策1:商品ページの閲覧性アップと、お問い合わせフォームへの導線改善

  • 商品ページデザインを可能な範囲ですっきりさせ、商品名の閲覧性をアップ
  • お問い合わせボタンを、大きく目立つボタンに変更

 

改善施策2:入力フォームの改善

  • 問合せフォームの入力項目を、必要最低限の項目へ厳選
  • 商品ページの旅行商品名を入力フォームへ引き継ぎ、入力の手間を減らした。

 

軽微な改修を反映直後、お問い合わせ数が8.95倍へ激増

改善結果1

サイト改修を反映後、問い合わせ数が急激に増えました。

たった2か所の改修により、改修前後で問合せ数が8.95倍へと大幅に改善することができました。

 

目標到達プロセスの改善結果

目標到達プロセスを確認すると、

  • 改修前にお問い合わせフォームへ遷移したユーザ数:484人⇒1,340人となり、流入数は約3倍増
  • お問い合わせフォームからお問い合わせ確認画面への遷移率:8.26%⇒14.55%へ改善
  • お問い合わせ確認画面からお問い合わせ完了画面への遷移率:52.50%⇒85.13%へ改善

各プロセスで大きく導線改善されたことが確認できました。

 

定量分析 × 定性分析の両アプローチが、高精度の課題発見と効果の高い改善策へ導く

分析手法には

Googleアナリティクスによる定量的アプローチ

ユーザビリティテストによる定性的アプローチ

そして、定量・定性両方の特性をもったヒートマップツールを活用したアプローチ

があります。

 

これら分析手法には得意・不得意があります。1つの手法に頼るのではなく複数の観点から分析することで、漏れが少なく精度の高いサイト分析が可能となります。

次回の事例紹介ではヒートマップツールを活用した分析手法をご紹介します。

ネットショップの課題は直接ユーザに聞くべし!ユーザビリティテストについて

WEBアクセス解析

1523views

ネットショップの問題は、直接ユーザに聞くのが吉!ユーザビリティテスト実践編
Webアクセス解析セミナー

WEBアクセス解析

1827views

【Web解析コラボセミナー@東京】Webサイト解析の精度を飛躍的に高める最強トリオ!Googleアナリティクス×ユーザテスト×ヒートマップによるWebサイト改善術
お電話でのお問合せ
メールでのお問合せ

各種お問合せ

各種お問合せはこちら

WEB制作会社・広告代理店様へ

  • WEBアクセス解析サービス無料資料請求
  • 無料メルマガ登録
  • ヒートマップPt engine導入体験
  • お試し価格でオンラインユーザビリティテスト