結果が出るクライアント8箇条、出ないクライアント6箇条
最近、絶対に結果が出ないなと一発で分かる方とお話する機会があったので、日ごろ感じている、結果が出るクライアントと、出ないクライアントの違いについてまとめてみました。
皆さんのご参考になればと。
弊社のビジネスを今一度ご説明すると、Webアクセス解析という「インターネットを活用した集客改善のお手伝い」をビジネス領域としています。
アクセス解析というとGoogleアナリティクスをゴリゴリ分析しているというイメージが強いかもしれませんが、それは業務の中の一部であり、弊社がやっていることは「法人様が抱えている問題解決のお手伝い」です。
そんな中でこれまでご支援してきた中で、成果が出るクライアントの傾向をご紹介します。
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成果が出るクライアント8箇条
- 絶対に結果を出す覚悟を持っており、地道なことにもコツコツ取り組める
- 経営戦略、マーケティング戦略をきちんと考えている
- 責任者が陣頭指揮をとり、即断即決できる。もしくは担当者へ権限委譲している
- Web会社に丸投げではなく共同して進めていく姿勢を持っている
- 自社で取り組むべき範疇と、代理店へ任せるべき範疇を明確に認識しており、任せると決めたところは完全委任する器量がある
- 一旦走り出し、走りながら考えることが出来る
- やりっぱなしにせず、データから振り返り、精度を高めている
- 密なコミュニケーションが取りやすい文化を持っている
上記ができている会社はWebマーケティングに限らず、経営そのものが順調に行っているケースをお見受けします。
その一方で、これまで多くの方々のご相談を受けてきて、明らかに結果が出ない組織や経営者というのはすぐにわかるようになりました。
成果が出ないクライアント6箇条
- 結局なんだかんだ言い訳をして行動しない
- 独力だけでどうにかしようとする
- 本当に取り組むべき課題からズレた優先度の低い(でも、本人は大事と信じている)ことに固執する
- 決めた1つのことをやり切る前に、真新しいものに飛びつき全てが中途半端になっている
- Web制作会社やWebコンサルのフィーを、必ず値切り交渉する
- 組織構造的に現場担当者が迅速な意思決定ができない組織
特に1~4に当てはまるケースは、100%結果がでないと断言できます。
Webに関する知識や時間的リソースが明らかに不足しているにも関わらず、正しいノウハウ・外部リソースに対して投資を渋る方はノウハウをお金で買う、時間をお金で買うという概念が無く、レバレッジを掛けることができません。そのような方はいつまでたってもその場所から抜け出すことはできないでしょう。
本気で結果を出したいなら覚悟とやり切る地道な努力とある程度の投資は必要です。投資できるお金が無いならば、今本当に取り組むべき課題を見極め、それを改善するための時間、勉強、そして圧倒的な努力が必要です。
毎回毎回必ずと言ってよいほど値切り交渉をする方は、支援する方のモチベーションが下がり、次第にフォローの質が下がっていきます。わずかな費用を値切った結果、その分得られる成果が減っているということを理解した方が良いでしょう。
また、年商十数億以上の規模の会社から増えてきますが、 「役員 - 部長・課長 - 担当者」という組織構造においては、意思決定者が陣頭指揮を執らず、担当者レベルがフロントに立った場合は情報伝達のロスにより、意思決定や投資判断が遅くなり、高い確率で結果が出にくいケースです。
依頼する側も、依頼される側もがっぷり四つになる覚悟を
Webマーケティングで成果を出すためには支援するWeb会社側も、クライアントのマーケティング戦略、ビジネス構造(流通・コスト構造など)、組織構造を理解する努力が必須です。
そのためにはクライアントとの密なコミュニケーションが必須であり、クライアントの戦略に問題があるようであれば軌道修正を提案する覚悟が必要です。
そして、戦略についても言及するということは、クライアント自身にも脳みそに汗をかいてもらい、戦略に落とし込む作業を行ってもらうために、クライアントを動かすということも必要になってきます。そのためには、依頼主と支援する側が二人三脚で伴走できる信頼関係が必要です。
弊社が特に重要視している2つのポイント
弊社が成否を分ける要素として重要視している2つのポイントがあります。
- お客さんとのコミュニケーション頻度を適切に保ち、信頼関係を構築する
- お客さんがWeb制作を制作会社へ外注している場合は、3社連携が非常に重要
この2つが上手くいけば成果が出る可能性は飛躍的に上がることが過去の振り返りから分かっています。
最後は「覚悟」
Webマーケティングは、描いた通りの未来の結果を自らの努力によってコントロールできるようになると、 ビジネス、そして人生が劇的に変化していくのを実感できます。それぐらい強力であり取り組む価値のあるものです。
しかし、何にでも言えることですが、一朝一夕で成果を得られるものではまずありません。
結果が出るまでは日々のタスクをコツコツとこなし、改善していく地道な努力の連続です。
軌道に乗るまでは、結果が出ない時期でも挫けず乗り越える覚悟と、先行投資に耐えられる体力がポイントです。
是非、成果が出るクライアント8箇条、成果が出ないクライアント6箇条をチェックして、自分自身に矢印を向けてみてください。