Q. GoogleとYahoo! のリターゲティング広告で結果に違いが出るのはなぜ?
A. 広告の掲載サイトの特徴が異なり、訪問者の特徴も異なるためです
ターゲティング手法が異なると獲得効率も異なるのは想像しやすいですが、同じユーザーリストを利用したリターゲティングでも、GDN(Googleディスプレイネットワーク)とYDN(Yahoo! ディスプレイネットワーク)で獲得効率に大きな差が生じることがあります。
コンテンツ
結果に差異が生じるケース
ターゲティング手法によって獲得単価が異なる例
ターゲティング手法 | CPA(獲得単価) |
GDN 購買意向の強いオーディエンス | ¥5,000 |
GDN アフィニティ カテゴリ | ¥15,000 |
YDN サーチターゲティング | ¥8,000 |
YDN インタレストカテゴリー | ¥20,000 |
ターゲティングが同じでも媒体によって差が出る例
ターゲティング手法 | CPA(獲得単価) |
GDN リターゲティング(サイト訪問3日以内) | ¥5,000 |
YDN リターゲティング(サイト訪問3日以内) | ¥2,000 |
上記の通り、同じターゲティング手法でも媒体によって獲得単価が異なる要因として、掲載面の特徴の違いが挙げられます。
GDNとYDNの掲載面の特徴
GDNは、YouTubeや食べログなどの提携サイトに加え、個人の提携サイトにも掲載面があるため、掲載サイト数はYDNと比べて多い特徴があります。
YDNは、Yahoo!ニュースやYahoo!メールなど、Yahooの自社サービス内の掲載面を中心となっています。法人の提携サイトのみのため、提携サイト数は少ないですが、比較的信頼性の高いサイトの掲載面という特徴があります。
GDN | YDN | |
主な掲載先 | YouTube・livedoor・教えてgoo・食べログ・ピクシブ など | Yahooの自社サービスサイト・クックパッド・ニコニコ動画 など |
掲載サイト数 | 多い | 少ない |
掲載サイトの特徴 | 個人の提携サイトも含む | 法人の提携サイトのみ |
出典 | – | Yahoo!広告(リスティング・ディスプレイ広告)の掲載先│Yahoo!広告 |
費用対効果の高いディスプレイ広告を運用するために
GDNとYDNの掲載面には上記のような特徴の差異があり、訪問ユーザーの特徴も異なるので、商材によって獲得効率に差が生じるケースがあります。
獲得効率が悪い場合、弊社では下記のような対応を行います。
掲載先サイト別に分析を行い、効率の悪いサイトは除外設定を行う
検索連動型広告で除外キーワードを設定するのと同じように、獲得に至りにくい掲載面は除外設定を行うことで掲載しないようにします。
別のターゲティング手法と掛け合わせる
例えば、インタレストカテゴリーと掛け合わせるなど、リターゲティングとは別のターゲティング手法を掛け合わせることで改善を目指します。ターゲティングの掛け合わせはしすぎると配信ボリュームを絞りすぎるため、慎重に行っていきます。
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上述の通り、ディスプレイ広告の費用対効果を改善するためには、掲載面ごとに貴社商材との相性を確かめ、細かくチューニングを行うことがポイントです。
- なんとなくディスプレイ広告を実施していて、費用対効果が見合っているかわからない
- リスティング広告の成果が頭打ちになってきたので、ディスプレイ広告にチャレンジしてみたい
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