COLUMNコラム

YDA(旧YDN)で設定できるターゲティング項目一覧


Yahoo!のディスプレイ広告出稿を検討するなかで、「Yahoo!ディスプレイ広告のターゲティング設定にはどんな設定があるのか知りたい」、「YDAとGDNのターゲティングメニューは何が違うのか比較したい」などと思われる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Yahoo!のディスプレイ広告であるYahoo!ディスプレイ広告(運用型)(YDA)のターゲティングの種類一覧や、Googleのディスプレイ広告であるGoogleディスプレイネットワーク(GDN)のターゲティングメニューとの違い、ディスプレイ広告の活用法などについてご説明します。

記事を読めば、Yahoo!のディスプレイ広告を自社で運用すべきかどうか判断できますので、ぜひ最後までご覧ください。

YDA(旧YDN)のターゲティング一覧

Yahoo!のディスプレイ広告は以前まではYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)と呼ばれていましたが、現在ではYahoo!ディスプレイ広告(運用型)(YDA)と呼ばれています。Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)でできるターゲティングについて本章でご紹介します。

性別

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)では、以下の性別を選択可能です。

  • 男性
  • 男性(推定)
  • 女性
  • 女性(推定)
  • 不明

男性向けの商品・サービスの場合には、「男性」のみを選択するか、「男性」、「男性(推定)」を選択するか、「男性」、「男性(推定)」、「不明」の3つの項目を選択するか選べます。

確実に男性のみにターゲティングしたい場合には「男性」のみを選ぶこともできますが、「男性」のみを選ぶとターゲティングの母数が極端に少なくなってしまいます。なるべく「男性」と「男性(推定)」をセットで選びましょう。より多くのユーザーに届けることを目的とする場合には、「不明」まで含んでもいいでしょう。

「男性(推定)」や「女性(推定)」はそれ単体で選択できません。「男性」と選ぶ際にはじめて「男性(推定)」をセットで選択できます。

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)の性別は、ユーザーから直接取得しているわけではありません。ですから、「男性(推定)」や「女性(推定)」はユーザーの行動データの履歴に基づいて推測されているデータになります。しかしながら、Yahoo!のユーザーデータは膨大なので、推定のデータであっても、データが合致する可能性は高いはずです。できれば推定のデータも選択しておいたほうが無難でしょう。

年齢

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)では、年齢もターゲティング可能です。ターゲティングできる年齢層は以下の通りです。

  • 13歳〜14歳
  • 13歳〜14歳(推定)
  • 15歳〜17歳
  • 15歳〜17歳(推定)
  • 18歳〜19歳
  • 18歳〜19歳(推定)
  • 20歳〜21歳
  • 20歳〜21歳(推定)
  • 22歳〜29歳
  • 22歳〜29歳(推定)
  • 30歳〜39歳
  • 30歳〜39歳(推定)
  • 40歳〜49歳
  • 40歳〜49歳(推定)
  • 50歳〜59歳
  • 50歳〜59歳(推定)
  • 60歳〜69歳
  • 60歳〜69歳(推定)
  • 70歳〜
  • 70歳〜(推定)
  • 不明

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)は、Googleのディスプレイ広告であるGoogleディスプレイネットワーク(GDN)よりも細かく年齢層のターゲティングが可能です。とくに10代の年齢層が細かくターゲティングできるので、若年層向けの商品・サービスを展開している企業はぜひ使いたいところです。

性別と同様に、年齢でも推定データがあります。性別データと同様、年齢も推定データのみを選択することはできません。

たとえば40代をメインターゲットとする商品・サービスを展開する場合には、推定データを排除すると母数が少なくなってしまうため、「40歳〜49歳」、「40歳〜49歳(推定)」を選択するのが一番無難です。より多くのユーザーに届けたい場合には「不明」も選択するといいでしょう。

サーチキーワード

サーチキーワードは、広告主が設定したキーワードを、Yahoo!の検索エンジンでユーザーが検索していた場合に、動画や画像などのディスプレイ広告を表示させるターゲティングです。Googleのディスプレイ広告であるGoogleディスプレイネットワーク(GDN)にはない、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)独自のターゲティングです。

リスティング広告もキーワードをトリガーにして広告を表示させますが、両者には違いがあります。リスティング広告の場合、広告主があらかじめ設定しておいたキーワードに合致したキーワードをユーザーが入力した場合に、リアルタイムにテキスト形式の広告が表示されます。

一方でYahoo!ディスプレイ広告(運用型)の場合には、Yahoo!の検索ユーザーが検索をしたタイミングに広告が表示されるわけではありません。ユーザーが以前に検索していたキーワードがあった場合に、そのキーワードに関連するWebサイトやアプリ、動画サイトなどを閲覧している際に画像や動画形式の広告が表示されます。

つまり、広告が表示されるタイミングと、広告の形式が違います。

また、リスティング広告は費用対効果の高さのために広告費も高くなりがちですが、ディスプレイ広告はリスティング広告よりも1クリックあたりの費用が比較的に安い点も違います。

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)を使う際にはぜひ設定しておきたいYahoo!独自のターゲティングです。

サイトリターゲティング

サイトリターゲティングは、過去にWebサイトに訪れたことのあるユーザーに絞ってターゲティングできる機能です。Googleディスプレイネットワーク(GDN)では、サイトリマーケティングと呼ばれる機能に該当します。

Webサイトに一度でも訪れたことがあるユーザーは、自社の商品・サービスに関心を持っている可能性も高いです。そのため、サイトリターゲティングを利用すれば、コンバージョンの獲得も期待できます。

ディスプレイ広告はリスティング広告と異なり、ユーザーが商品・サービスに興味を持っているタイミングにあわせて広告を表示させることが難しいです。しかし、サイトリターゲティングを利用すれば、少なくとも一度は商品・サービスに興味を持ったことがあるユーザーにリーチできます。

他社サイトを訪問したことがあるユーザーをリターゲティングの対象にはできませんのでご注意ください。サイトリターゲティングを設定するためにはWebサイトにタグを埋め込まなければならないためです。ユーザーデータがある程度貯まってきている企業の場合は、サイトリターゲティングの設定を忘れないようにしましょう。ユーザー獲得目的のターゲティングでは、最も効果のあるターゲティングです。

オーディエンスカテゴリー

オーディエンスカテゴリーは、ユーザーの興味関心や属性に基づいてターゲティングできる機能です。

オーディエンスカテゴリーのターゲティングでは、ユーザーの興味関心を「興味関心」と「購買意向」という2つの切り口からターゲティングできます。

「興味関心」はその名の通りユーザーが商品・サービスに対して興味や関心を抱いているものの、まだ購買するほどではないユーザー層に広告をリーチできます。一方で、「購買意向」は「興味関心」よりも深く商品・サービスに興味を抱いているユーザーにリーチします。

「興味関心」で選択できるカテゴリーは大分類で以下の11種類です。

  1. ショッピング
  2. 旅行
  3. ニュース、情報メディア
  4. スポーツ、フィットネス
  5. 銀行、金融
  6. メディア、エンターテインメント
  7. ゲーム
  8. ライフスタイル、趣味
  9. インテリア、DIY
  10. グルメ、料理
  11. 美容、健康

上記の大カテゴリの中から選べるカテゴリは123種類あります。以下にいくつか例を挙げます。

  • ショッピング→買い物好き
  • 旅行→旅行好き→豪華旅行
  • ニュース・情報メディア→ニュース好き→経済
  • スポーツ・フィットネス→スポーツ好き→野球→高校野球
  • 銀行、金融→投資家
  • メディア、エンターテイメント→テレビ好き→アニメ

以上のように、さまざまなカテゴリーからユーザーの「興味関心」を設定できます。

「購買意向」では、具体的な商品・サービスに沿ったカテゴリを選択できます。「購買意向」で選べる大分類は以下の24種類です。

  • アパレル、アクセサリー
  • 食品、飲料
  • アウトドア、釣り、旅行用品
  • コスメ、美容、ヘアケア
  • ダイエット、健康
  • 家電、スマホ、カメラ
  • コンピューター、周辺機器
  • ソフトウェア
  • ビジネスサービス
  • 家具、インテリア
  • DIY、工具
  • ギフト
  • 行事
  • ペット、ペット用品
  • 幼児、子供向け製品
  • 教育
  • スポーツ、フィットネス
  • 旅行、交通
  • 飲食店
  • 求人
  • 自動車、バイク
  • 不動産
  • 金融
  • ゲーム、エンターテインメント

上記の中からさらに370種類のカテゴリに分岐します。以下に一例を挙げます。

  • アパレル、アクセサリー→メンズファッション→ジャケット
  • 食品、飲料→レシピ
  • アウトドア、釣り、旅行用品→自転車
  • コスメ、美容、ヘアケア→スパ、美容サービス
  • ダイエット、健康→サプリメント

以上のように、「興味関心」、「購買趣向」でユーザーをターゲティングできます。

さらに、ユーザーの「属性・ライフイベント」でもターゲティングできます。ユーザーの「属性・ライフイベント」の大カテゴリには以下のものがあります。

  • 家族構成
  • 個人年収
  • 世帯年収
  • 世帯資産
  • 学歴
  • 仕事
  • ライフイベント

実際にどのような属性を選べるか、以下に一例を挙げます。

  • 家族構成→配偶者の有無→既婚
  • 家族構成→子供の有無→子供あり→小学生
  • 個人年収→1,000万以上
  • 世帯年収→600万以上800万未満
  • 学歴→最終学歴→高卒
  • 仕事→職業→公務員
  • ライフイベント→マイホームの購入

以上のように、細かにユーザーの属性も指定できます。

プレイスメント

プレイスメントとはディスプレイ広告を配信するWebサイトを設定するターゲティング機能です。また、広告を配信したくないWebサイトを指定して広告配信先から除外することも可能です。プレイスメントは、広告を配信したい(配信したくない)WebサイトのURLを指定することで設定できます。

ディスプレイ広告を配信しているとデータが貯まっていくので、広告配信の効果が高いWebサイトとそうでないサイトが明確になっていきます。そのようなデータが貯まってきた段階で広告効果の高いWebサイトをプレイスメントで指定すると、広告の費用対効果の上昇を期待できます。

また、自社のブランディング戦略上、配信したいWebサイト、あるいは配信したくないWebサイトを設定するために、プレイスメントを利用するという考え方もあります。

サイトカテゴリー

サイトカテゴリーは、広告を配信するWebサイトのカテゴリーを指定できるターゲティングです。プレイスメントでWebサイトをそれぞれ指定するよりも、広く同ジャンルのユーザー層にリーチしたい場合に設定するといいでしょう。

指定できるWebサイトの大カテゴリーは以下の7種類です。

  1. ニュース、情報系
  2. ソーシャルサービス
  3. 電子メール、ストレージ
  4. エンターテインメント
  5. 専門サイト(サービス)
  6. 専門サイト(製品、物販)
  7. 専門サイト(その他)

上記の大カテゴリーの下に277種類の小カテゴリーがあります。以下にその一例を挙げます。

  • ニュース、情報系→地域情報→北海道
  • ソーシャルサービス→ブログ
  • エンターテインメント→占い
  • 専門サイト(サービス)→不動産→東北
  • 専門サイト(サービス)→グルメ→飲食店
  • 専門サイト(製品、物販)→ファッション
  • 専門サイト(その他)→ペット

以上のようなカテゴリーから自社に合ったカテゴリーを選択します。

地域

地域のターゲティングでは、都道府県単位と市区町村単位で地域を指定できます。実店舗があるビジネスの場合には必ず設定すべきターゲティングです。

市区町村単位で絞るとターゲットの母数が少なくなりすぎる可能性もあるので、最初は都道府県単位で地域を設定するほうが無難です。

曜日・時間帯

ディスプレイ広告を配信する曜日・時間帯も設定できます。曜日は日曜日から月曜日まですべての曜日を指定できます。時間帯については24時間対象で、1時間ごとに指定できます。

ディスプレイ広告が見られない時間帯であったり、購入などのコンバージョンに至りづらい時間帯に配信しても、広告の無駄打ちになってしまうかもしれません。広告をクリックした後で自社サイトをじっくり見る時間がユーザーにありそうな曜日・時間帯に広告を配信できるようにターゲティングしましょう。

たとえば、塾などの教育サービスの広告を平日の深夜の時間帯に配信しても見られないことが多いでしょう。平日の昼間や夜、休日の昼間の時間帯に配信したほうが見られる可能性は高いはずです。もちろんデータを見ながら改善していく必要がありますが、最初に配信する際にもある程度絞って配信したほうがいいでしょう。

デバイス

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)では、広告を配信するユーザーのデバイスも指定できます。指定できるデバイスは以下の3種類です。

  • PC
  • スマートフォン
  • タブレット

また、スマートフォンとタブレットを指定した場合、以下も指定できます。

  • キャリア(KDDI/SoftBank/Y!mobile/docome/その他)
  • OS(Android/iOS)
  • Webとアプリのどちらに配信するか(Web/アプリ)

ディスプレイ広告をしばらく配信していると、自社ユーザーのデバイス利用に関するデータが集まってきます。その場合に、自社ユーザーの利用が多いデバイスに絞って配信するために利用するといいでしょう。

コンテンツキーワード

コンテンツキーワードターゲティングは、広告を配信したいWebサイトや、配信を除外したいWebサイトに入っていそうなキーワードを指定することで、広告を配信する(除外する)Webサイトを設定できるターゲティング機能です。

たとえば、パーソナルトレーニングを運営している事業者の場合、「パーソナルトレーニング」、「ジム」、「筋トレ」、「ダイエット」などのキーワードを指定することで、システムが自動的にそれらのキーワードに関連するWebサイトに広告を配信します。逆も然りです。

サーチキーワードと異なり、ユーザーが広告主が設定したキーワードを検索したことがあるか否かは問いません。

GDNとYDA(旧YDN)のターゲティング項目比較

GDNとYDAには、デモグラフィックデータ(年齢・性別など)など共通するターゲティング項目と、それぞれ独自のターゲティング方法があります。

デモグラフィック情報を元にしたターゲティング

基本的なデモグラフィックデータ(年齢、性別、地域など)はGDN、YDAどちらも設定可能です。

ここでは、GDNとYDAで大きく異るターゲティング項目について解説します。

子供の有無、世帯収入

子供の有無世帯収入
YDA
GDN

「子供の有無」「世帯収入」はGDN独自のターゲティング項目となります。

例えば、子育て世帯や高所得世帯向けにプロモーションを行う際は、GDNの方が費用対効果が見込めるでしょう。

年齢の選択肢の違い

どちらも年齢指定が可能ですが、YDAの方がより広く細かく年齢指定できます。

YDA13歳〜14歳, 15歳〜17歳, 18歳〜19歳, 20歳〜21歳, 22歳〜29歳
30歳〜39歳, 40歳〜49歳, 50歳〜59歳, 60歳〜69歳, 70歳〜, 不明
GDN18〜24歳, 25〜34歳, 35〜44歳, 45〜54歳, 65歳以上, 不明

例えば中高生に向けたプロモーションを行う際、GDNでは18歳未満を指定できないのに対し、YDAでは13歳〜14歳, 15歳〜17歳, 18歳〜19歳と、より施策にふさわしい年齢層へターゲティングが可能となります。

興味関心(インタレスト)を元にしたターゲティング

ユーザーの興味関心に対するターゲティングとして、それぞれ下記のメニューが用意されています。

YDAオーディエンスカテゴリー(興味関心・購買意向)
GDNアフィニティカテゴリ、カスタムインテント

アフィニティカテゴリとカスタムインテントの違い

GDNのアフィニティカテゴリとカスタムインテントの違いは、ユーザーの関心度の高さです。

アフィニティカテゴリが長期的な興味関心に対するターゲティングに対し、カスタムインテントは行動意欲の高いユーザーへのターゲティングとなります。

長期的な認知拡大を目的とする施策はアフィニティカテゴリを、短期的な行動(購入や申込みなど)を促進したい場合はカスタムインテントが適していると言えるでしょう。

一方、YDAのオーディエンスカテゴリにおける興味関心と購買意向は、上述のアフィニティカテゴリとカスタムインテントの関係に類似しております。

  • アフィニティカテゴリ(GDN) ≒ オーディエンスカテゴリー(興味関心)
  • カスタムインテント(GDN)≒オーディエンスカテゴリー(購買意向)

最後に、それぞれの定義をまとめております。

アフィニティカテゴリ

アフィニティ カテゴリは、自社の商品に強い関心を持つアフィニティ グループに対して広告を表示し、認知度を高めて購入を促したい場合に便利です。

アフィニティ カテゴリをオーディエンス ターゲティングに追加することで、ユーザーがウェブの閲覧中に示した関心に基づいて広告が配信されます。「二輪 / 四輪」、「スポーツ」、「豪華旅行」、「ファッション」など幅広いリストから選択し、その分野に関心を持っている可能性が高いユーザーに広告を配信できます。

参考:アフィニティ カテゴリのターゲティング – ディスプレイ&ビデオ 360 ヘルプ
カスタムインテント

カスタム インテント オーディエンスを使用すると、より高度なターゲティングが可能です。独自のキーワード、URL(ウェブサイト)、アプリを指定して、ターゲットとするユーザーがお客様の提供する商品やサービスに関連する購入決定を行う場面で広告を表示できます

参考:カスタムリスト ターゲティング – ディスプレイ&ビデオ 360 ヘルプ
オーディエンスカテゴリー(興味関心・購買意向)

興味関心:商品やサービスに興味関心を示しているユーザー(潜在層)に対して広告を配信します。潜在顧客の集客、ブランド認知を目的とするカテゴリータイプです。

購買意向:商品の検索やカートに入れるなどの購買検討を行っているユーザー、もしくは旅行や結婚などの計画を立てているユーザー(顕在層)に対して広告を配信します。見込み顧客へのアプローチを目的とするカテゴリータイプです。

参考:オーディエンスカテゴリーターゲティング – ヘルプ – Yahoo!広告

再訪問を促すリターゲティング

リターゲティングとは、自社サイトに訪問したことがあるユーザーに対して広告を表示させるターゲティングです。GDNとYDAではそれぞれ名称が異なります。

YDAサイトリターゲティング
GDNリマーケティング

リターゲティングについて詳しく知りたい方は、「リターゲティング広告とは?仕組みや設定方法を解説」をご覧ください。

トピックを元にしたターゲティング

トピックは各媒体でカテゴリー分けされた配信面を指し、その配信面に対してターゲティングすることができます。

YDAサイトカテゴリー
GDNトピックターゲティング

それぞれ異なるネットワーク(広告掲載面)を持ちますので、可能であればGDN・YDAどちらにも出稿してみて費用対効果を比較してみるとよいでしょう。

トピックターゲティング

トピック ターゲットを設定すると、選択されたトピックに関連性のあるコンテンツを含むディスプレイ ネットワークのページまたは YouTube にお客様の広告が表示されます。ウェブ上のコンテンツは時間の経過とともに変化するため、広告が掲載されるページもそれに伴って変わります。お客様の広告に関連するトピックを 1 つ以上選択するだけで、対象となるページに広告を掲載できます。

参考:トピック ターゲットについて – Google 広告 ヘルプ
サイトカテゴリーターゲティング

サイトカテゴリーターゲティングでは、特定のカテゴリーを指定し、そのカテゴリーに属するサイト(広告掲載面)に広告を配信するターゲティング機能です。

参考:サイトカテゴリーターゲティング – ヘルプ – Yahoo!広告

プレースメントを元にしたターゲティング

プレースメントターゲティングとは、指定したサイトURLや特定の広告掲載枠に広告配信できるターゲティングです。GDNとYDAでは名称が若干異なります。

YDAプレイスメントターゲティング
GDNプレースメントターゲティング
プレースメントターゲティング

プレースメントとは、YouTube や Google ディスプレイ ネットワークで広告を表示できる場所のことです。ウェブサイトやサイト内の特定ページ、モバイルアプリ、動画コンテンツのほか、個々の広告ユニットを指す場合もあります。プレースメント ターゲットを使用すると、動画キャンペーンおよびディスプレイ キャンペーンの広告グループにプレースメントを追加できます。

参考:プレースメント ターゲティングの概要 – Google 広告 ヘルプ
プレイスメントターゲティング

プレイスメントターゲティングとは、広告を配信する、または配信対象外とするウェブサイトを指定することで、広告の配信先を制御できるターゲティング機能です。プレイスメントターゲティングは、広告グループに設定します。

参考:プレイスメントターゲティング – ヘルプ – Yahoo!広告

以上、YDAとGDNのターゲティング項目の違いをご紹介しました。

GDNのターゲティングについて詳しく知りたい方は「GDNで設定できるターゲティング項目一覧とYDAとの比較」をご覧ください。

まとめ

Yahoo!のディスプレイ広告(運用型)であるYDAのターゲティング機能についてご説明しました。

あらためて、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)には以下のターゲティング機能があります。

  • 性別
  • 年齢
  • サーチキーワード
  • サイトリターゲティング
  • オーディエンスカテゴリー
  • プレイスメント
  • サイトカテゴリー
  • 地域
  • 曜日・時間帯
  • デバイス
  • コンテンツキーワード

どのターゲティングも、ユーザーに対する訴求力を高めたいのであればなるべく利用したいものです。

「どのターゲティングを使えばいいかわからない」などお困りの方はぜひ弊社グラシズまでお問い合わせください。グラシズではディスプレイ広告をはじめWeb広告全般に精通したプロフェッショナルが無料でご相談を承ります。また、ディスプレイ広告の運用代行サービスや、インハウス支援サービスも行っておりますので、詳細が気になる方もぜひご連絡ください。


この関連記事も読まれています

ページの上部へ